卒業生との出会い

小田切竜 沢田慎


もう時期卒業だって言うのに…。
俺、恋してねぇし…。
はぁ・・・。
駄目だ俺…。
俺の名前は小田切竜。
ちょっと前までは学校なんて行きたくなかった。
けどあいつ…。
山口って奴に助けられた。
それで山口には感謝してる。
山口って今までどんな学校で教えてたんだろう??
ラーメン屋のお兄ちゃんがどうやら山口の教え子らしいし。
男子校だと聞いた事あるが…。
話を聞くと実は山口の教え子の中で優秀な奴が居たらしい。
俺はそのラーメン屋のお兄ちゃんに聞きにいくため隼人と一緒に行く。
「いらっしゃいませ」
そうそのお兄ちゃんが言うと…。
「あのさ…。山口の教え子だよな?」
「そうだけど…。ヤンクミがどうしたの?」
「学校名教えてよ」
「白金学院」
白金学院って確か廃校したんじゃなかったけ??
黒銀に白金だよ。
「それでその学校で…。卒業生の中に一際目立って奴が居るって聞いたけど」
「それって慎の事かな?」
「慎???」
「沢田慎だよ。彼なら今、大学生だよ。実は彼…」
そう卒業まえに慶応大学と早稲田大学受かっていた。
だけど…やりたい事が見つかりそっちを取った。
それを1年やって慶応大学に入学した。
今は大学生である。
「彼に会いたいんですけど」
「慎に会うには相当苦労するけどいい?」
「はい…。俺らの先輩みたいなもんですけどねぇ」
「学校違うのに??」
「まぁ山口の教え子だしね。」
「ラーメン2つ」
「はい」
沢田慎かぁ…。
白金でトップだろうなぁ…。
すげぇなぁ…。
そんな先輩見てみてぇ。
白金も黒銀見たいにああだったのかなぁ。
教頭も白金の教頭だったみたいだし。
はぁ・・・。現実ってわけわかんねぇよ。
同じ3Dって事も結構痛いなぁ。

結局やって来ちゃったよ。
沢田先輩が住んでいるアパート。
すげぇなぁ…。
隼人が居ると嫌だから俺一人で来ちゃったよ。
ピーンポン
扉がすぐ開き沢田先輩が出てきた。
「はい?」
「沢田慎さんですか?」
「そうだけど…。君は?」
「俺は黒銀学院の3Dの生徒で、山口先生が担任をしてます」
「ヤンクミが?黒銀行ったんだ。それで名前は?」
「小田切竜です。山口先生がどんな先生か気になって」
「そうかぃ。じゃあ中で話そう?」
結構きっちりしているし。
俺と同じ匂いがするかも…。
クールで男前って感じするよなぁ。
「そこのソファーに座っていいからなぁ」
「はい」
「コーヒーか紅茶どっちがいい?」
「コーヒーでいいです」
「わかった」
沢田先輩は台所に行った。
俺はなんか緊張しててじっと出来ない。
「大体小田切くんの聞きたい事わかるよ。俺」
「ええ??なんで」
「俺の事でしょ??俺は昔はこんなんじゃなかった。ヤンクミに出会って変わったんだ」
「山口先生と出会って変わったなんて…。」
「俺さ…。ある高校退学になったんだ。それで白金に。ヤンクミに出会うまでは俺は違う俺だった」
「それって…。」
「先攻なんてどうでもいいと思ってた。ヤンクミが来るまではな。だから小田切くんも変われると思うよ」
「俺…。山口先生に何度も助けられた。喧嘩が強いって事がビックリしてます」
「ああ…。喧嘩が強いわけは鍛えられてるんだよ。ヤンクミ親が居なくてさ…」
「ええ??」
「だからあんなに必死になれるんだよ。あんな先攻居ないと思うよ。だから大切にしてやれよ」
「沢田先輩…。俺、父親が違うんです。義理の親父がまぢむかつくんだ。俺を不必要とするんです」
「俺も同じ。親父が嫌いだった。けどわかったんだ。ヤンクミのお陰で親父とも喧嘩しなくなった。だからお前も出きる」
「俺、頑張って見ます!」
「お前なら出きるって。なんか会ったらこのメールに相談しろよ。俺はいつでも味方だから」
手渡されたのは携帯のメアドとここの家の番号が書いてあった。
だが…。何故携帯の番号が???
「携帯の番号は何故書いてないんですか??」
「それはな…。秘密だ。そのうち教えるよ」
「それよりまたここに来て話してもいいですか?」
「いいよ。ヤンクミの話聞きたいしな」
「1度黒銀に来て下さい。沢田先輩に来て貰えば俺らのクラスも変わるかも知れません」
「行くよ。その時また会おうな。近いうち行くから」
「ではお邪魔しました」

俺、変われるかなぁ…。
沢田先輩かっこよかった。
あんな大人になりたいよ。
頑張ってみようかなぁ・・。

終わり

中途半端。
ごくせんの小説書いてみました。
今、現在出演している小田切竜と前回出演してた沢田慎を。
両方居れてみました。
竜だけだと嵐ファンじゃないと思われるんで。
慎も居れてみました。
どうでしょ??!